去る、4月25日(土)、大阪駅前第2ビル内キャンパスポート大阪にて関西地区研究会の平成21年度役員会が開催されました。
新役員の顔合わせがあり、その後、今年度の事業計画について検討いたしました。
今年度は日本生徒指導学会第10回大会を兵庫県で、関西地区研究会と共催で開催される関係から、関西地区研究会の活動として、独自の研究大会は開催せず、セミナーを年3回程度開催することが確認されました。
セミナーの詳細については、6月に開催予定の幹事会で検討する予定です。日程や予算の問題もあり可能な範囲となりますが、会員の皆様のご意見も反映できればとも考えております。テーマや講師のご希望等がありましたら、メールにて事務局までご意見をお寄せください。よろしくお願いします。
『携帯・ネット上のいじめ等への対処方法プログラム』
?携帯電話への適切な対応のために?を作成しました
携帯電話使用におけるメールやインターネットによるいじめ等、新たな生徒指導上の課題への対応策を検討するため、平成20年5月に立ち上げた「携帯・ネット上のいじめ等課題対策検討会議」よりいただいた、「小中学校は、学校への児童生徒の携帯電話の持ち込みについては原則禁止、府立学校は、校内において、原則使用禁止」、「家族で話し合い約束する基本のルール」、「対処方法等の指導プログラムを活用した児童生徒への効果的な指導の推進」など7つの提言を踏まえ、携帯電話への過度の依存を断ち切り、被害者にも加害者にもならないよう、児童生徒に自ら対処できる力を身につけさせることを目的として、対処方法プログラムを作成し、この活用を図るため、小・中学校教職員対象の研修も実施しました。
併せて、「児童生徒の携帯電話使用に関する啓発キャンペーン」の取組みの一環として、保護者への啓発を推進するため、年間を通じて活用いただけるようカレンダー式リーフレットを作成し、大阪府内の小中学校等における対象学年の児童生徒の保護者に配布しました。