【目的】
子どもたちが、携帯電話のメールやインターネットを利用する機会は、近年急激に増加してきており、子どもたちの生活スタイルや、人間関係づくりの面で多大な影響を与えています。
このような状況の中で、インターネットの非公式サイトを利用し、特定の子どもに対する誹謗・中傷が集中的に行なわれたり、他人になりすまして同様の行為を行い、不特定多数の携帯電話に送りつけたりするなど、いわゆる「ネットいじめ」という形のいじめ問題が深刻化しています。
携帯電話の所持率が急激に高くなる中学生の早い時期に、携帯電話やパソコンを使ったネットいじめを防止するための取組が急務と考えられます。生徒を被害者にも加害者にもさせない為に、堺市では中学1年生を対象にインターネットの専門家と担任が協働して「ネットいじめ防止授業」を行い、保護者向けに啓発サイト開設する「ネットいじめ防止プログラム」を本年度も実施いたします。
【内容】
中学1年生への授業
・堺市立中学校の全1年生を対象に、ネットいじめを防止する授業を実施します。
・授業を通して、ネットの利用に必要な、「思いやり」や「責任」を学習します。
啓発サイトの開設(PC用)
・「NIB 堺市ネットいじめ防止プログラム 啓発サイト」を開設しています。http://nib.sakai.ed.jp/
※ パソコンから接続可能です。
生徒アンケート
・授業を受ける中学1年生を対象に、授業前後のアンケート調査をします。
・授業における「効果」の分析を行ないます。
「ネットいじめ」被害専用相談サイト
・URL(アドレス):コンピュータ用 http://www3.sakai.ed.jp/gakkokyoikubu/soudan/
・携帯電話用 http://www3.sakai.ed.jp/gakkokyoikubu/soudan/mobile.html