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平成22年度第2回「元気のでるセミナー」を開催いたしました。

  • 2010-12-06 (月)

第2回「元気の出るセミナー」

 

 12月4日(土)、日本生徒指導学会関西地区研究会第2回「元気の出るセミナー」を兵庫県私学会館で開催しました。関西を中心に全国から約120名の参加がありました。

 

 今回のセミナーでは、関西学院大学教授の横山利弘先生に「生徒指導と心の教育」と題して、学校での生徒指導が、ややもすれば生徒指導上の問題行動等子どもたちの行動や言動を直そうとする指導にとどまっているという現状の中で、その背景にある児童生徒の心を育てる指導の必要性から対処療法的な生徒指導だけでなく、予防開発的な積極的な生徒指導を進めるため、学校における生徒指導担当者や道徳教育担当者等が中心となりながら、学校が一体となって、子どもたちの教育に携わることが必要であるとご講演いただきました。

 

 参加者からは、「どうしても行動を正す生徒指導ばかり行っている自分に反省です。」、「横山先生のお話は、いつも心に響きます。生徒指導だけでなく教育全てに生かしていきたいと思います。」、「生徒指導、道徳教育といったテリトリーで分けるのではなく、共通項を見いだし、子どものために一体化して取り組んでいきたい。」等の感想が寄せられました。

 

さらに、「とても元気の出るセミナーでした。」、「元気の出るセミナー」タイトル通り、それ以上に元気をいただく内容で大変充実していました。」という感想も多く寄せられ、本セミナーの趣旨が達成され、明日への実践に繋がるものと考えています。