【児童虐待等相談窓口の設置について】
児童虐待は、子どもへの最大の人権侵害であると同時に、子どもの健やかな成長を妨げ、命を脅かすことにもなりかねず、児童虐待の疑いがある場合や発見した場合は、適切かつ迅速な対応を行うことが必要です。また、児童虐待は家庭内の問題であるとともに、不登校や非行など、幼児・児童・生徒の問題行動とも絡み合っているケースも多いため、教育のみならず、福祉など多方面から総合的に対応していく必要があります。
そこで、大阪市教育委員会は、児童虐待について教育・福祉の両面から早期発見、早期対応を図るため、今年度より指導部内に、児童虐待等相談窓口を週3日(月・水・木の10:00?16:00)設置し、社会福祉士の資格を有するとともに、福祉・教育の両面に専門的知識・技術を持ち、過去に福祉・教育の分野で活動実績のある相談員が、児童虐待に関するさまざまな相談に対応しています。
相談員は、
・学校園(教職員)から児童虐待等に関する相談に対し、担当指導主事及び学校園(教職員)に
関係幼児・児童・生徒やその保護者への接し方など、適切な指導や助言等を行う。
・相談内容に応じて、担当指導主事と学校園に赴き、校園長をはじめ関係教職員に直接指導・助言を行う。
・児童虐待防止支援委員会の各支援員の派遣について、担当指導主事と検討する。
・スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラー、こども相談センター等の関係機関
と連携し、情報を共有するとともに適切な対応に努める。
などの活動を行っています。