■ネット被害から子どもを守るとりくみについて
大阪府では、昨年11月、インターネット上のいじめや有害サイトへのアクセスによる犯罪被害などの事案の未然防止、早期解決を目的として、教育委員会、大阪府警察本部、関係機関等が連携した全国初の「大阪の子どもを守るサイバーネットワーク」の運用を開始しました。
この「大阪の子どもを守るサイバーネットワーク」は、政令市を含むすべての公立、私立、国立、専修学校、各種学校を所管する教育委員会等各機関に加え、NTTドコモ等民間事業者も参加し、オール大阪としての取組です。
また大阪府警察本部、近畿総合通信局、NTTドコモ等のアドバイザーが「大阪の子どもを守るサイバーネットワーク」専用の相談窓口を設置し、教育委員会等からの相談に直接対応しています。
詳細については、大阪府教育委員会市町村教育室児童生徒支援課のホームページをご覧ください。
(http://www.pref.osaka.jp/jidoseitoshien/saiba-nettowaku/index.html)
■スクールソーシャルワーカー(SSW)活用ガイドを作成しました。
大阪府では、低年齢化する少年非行、非行を伴う不登校児童生徒、増加する暴力行為など生徒指導上の課題解決のため、平成17年度よりスクールソーシャルワーカーを活用し、子どもの生活環境にはたらきかけるソーシャルワークの視点を取り入れ、多角的に子どもを理解し、チームで対応するシステムづくり、福祉機関や地域との連携ネットワークの構築に取り組んできました。
その成果を、このたび「SSW配置・派遣校での活動と市町村での活用ガイド」としてまとめました。平成17年度発刊の「SSW配置小学校における活用と地区での活用ガイド」とあわせてご覧いただくことで、SSW導入にいたる背景やねらい、SSWの具体的な活動について御理解いただけると思います。
この件についてのお問合せは、大阪府教育委員会市町村教育室児童生徒支援課生徒指導グループまでお問合せください。(http://www.pref.osaka.jp/jidoseitoshien/)