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日本生徒指導学会第14回京都大会
日本生徒指導学会関西地区研究会第6回大会のご案内

皆さまにはご健勝にてご活躍のことと拝察いたします。今年度の大会を、二条城からほど近い京都市立堀川音楽高等学校で行うこととなりました。
関西地区研究会の総力を挙げて、皆さまのお越しを心からお待ちしております。

日本生徒指導学会 会長 森田洋司
第14回京都大会実行委員長 桶谷 守
日本生徒指導学会関西地区研究会 副会長 新井 肇

主催 日本生徒指導学会・日本生徒指導学会関西地区研究会
後援 (申請中)文部科学省・国立教育政策研究所
   (申請中)三重県教育委員会 滋賀県教育委員会 京都府教育委員会
   大阪府教育委員会 兵庫県教育委員会 奈良県教育委員会
   和歌山県教育委員会 京都市教育委員会 大阪市教育委員会
   堺市教育委員会 神戸市教育委員会

大会テーマ
関西発!元気の出る生徒指導
〜子どもたちの明日を拓く〜

  • 日時・場所・参加対象

    開催期日平成25年11月 9日(土)・10日(日)
    開催場所京都市立堀川音楽高等学校
    (〒604-0052 京都市中京区油小路通御池押油小路町238-1)
    参加対象日本生徒指導学会会員 大学教員・大学院生・学部生
    教育関係者(幼・小・中・高等学校教員、養護教諭、教育行政関係者等)
    生徒指導に関わる専門機関職員・専門家 等
  • 大会日程

    11月 9日(土)
    10:30-12:00公開講座
    12:00-13:00受付
    13:00-13:30総会
    13:30-15:15開会式・講演
    15:15-17:00シンポジウム
    17:00-18:00移動・休憩
    18:00-19:30情報交換会(懇親会)ANAクラウンプラザホテル
    11月10日(日)
    9:30-10:00受付
    10:00-11:50自由研究発表
    11:50-13:30昼食
    13:30-14:50フォーラム・ワークショップ・研修会
    14:50-15:00休憩
    15:00-16:40フォーラム・ワークショップ・研修会
  • アクセスマップ


    大きな地図で見る
  • 参加費

    両日参加:3,000円(学生・院生は2,000円)
    一日参加:2,000円(学生・院生は1,000円)
    懇親会:4,500円

    大会参加申込

    参加申込用紙はこちら

    宿泊・交通の手配について

    宿泊・交通の手配はいたしません。恐れ入りますが、各自でご準備ください。

    事前参加申込の締切 

    平成25年10月21日(月)
    ※大会当日の参加申込も受付ます。但し,フォーラム・ワークショップ・研修会につきましては、事前申込の方を優先します。
    あらかじめご承知おきください。

  • 大会事務局・連絡先

    日本生徒指導学会第14回京都大会事務局(担当:池田 忠,福間 拓)
    〒612-8522 京都市伏見区深草藤森町1 京都教育大学 教育支援センター
    E-mail:ikeda@kyokyo-u.ac.jp

主な企画予定 - 11月 9日(土)

関西地区研究会主催 公開講座(無料) 10:30〜12:00

テーマ:「想像するちから―チンパンジーが教えてくれた人間の心―」
講 師:松沢 哲郎(京都大学霊長類研究所教授)

人間の体が進化の産物であるように、その心も進化の産物である。同様に、親子関係も社会も教育も進化の産物である。約500万年前に人間と共通祖先をもつチンパンジーを対象にした研究をおこなってきた。彼らは「教えない教育・見習う学習」というかたちで、知識や技術を次の世代に伝えている。もちろん人間の教育は、教えることに特徴がある。しかし、その手前にある、手を添える、ほめる、認める、見守る、というのも、人間にしかないユニークな教育だとわかった。以下のサイトを参照されたい。
http://langint.pri.kyoto-u.ac.jp/ai/index-j.html

総会 13:00〜13:30

講演 13:50〜15:15

テーマ:「学校の今を見つめる〜大津市立中学校におけるいじめに関する第三者調査委員会報告書を読み解く〜」
講 師:横山 巌(大阪弁護士会弁護士)

学校の主役は子どもたち。安心、安全な場所として学校が確保されて初めて、主役の子ども達は未来を切り拓けます。我々大人は、彼らの伴走者として、どのような学校作りをしていけば良いのか考えたいと思います。いじめという現象を通して見えてくる今の学校を見つめていきます。大津市立中学校におけるいじめに関する第三者調査委員会報告書を読み解きながら、一緒に考えてみましょう。

シンポジウム 15:15〜17:00

テーマ:「 未来を拓く生徒指導 」

社会が急激な変化を遂げるなかで,これからの生徒指導には、その時点での個人の適応を図るだけでなく、生涯にわたり社会の形成者としての成長を促すことが求められている。@キャリア教育,Aシチズンシップ教育,B社会的リテラシーの育成という視点から,「子どもたちの明日を拓き,未来を志向する生徒指導」を具現化するための方向性を探ることが,本シンポジウムの目的である。

コーディネーター:新井 肇(兵庫教育大学)
シンポジスト:「キャリア教育と生徒指導」
藤田 晃之(筑波大学)
「シティズンシップと生徒指導」
新井 浅浩(城西大学)
「社会的なリテラシーと生徒指導」
森田 洋司(大阪市立大学名誉教授)

情報交換会 18:00〜19:30 ANAクラウンプラザホテル京都 2階宴会場

主な企画予定 - 11月10日(日)

自由研究発表 10:00〜11:50

発表申込:

※上記ファイルを保存する際は、当該リンクを右クリックし「対象をファイルに保存」を選択してください。

発表申込締切:2013年9月20日(金)

本学会員による研究 6分科会予定(口頭発表)各発表30分予定(発表・質問・準備を含めて)

フォーラム・ワークショップ・研修会 13:30〜16:00

フォーラムT:「子どもの目線に立ったいじめ対策」

いじめ問題の対応には、子どもを守り育てる環境づくりが何よりも大切だと考えています。いじめで悩んでいる子どもたちの目線に立って、いったい何ができるのかについて、皆さんと一緒に考えたいと思っています。

コーディネーター野田 正人(立命館大学教授)
(1)実践発表T:滋賀県におけるいじめ問題の対応について
講師谷村 忠司(滋賀県教育委員会)
(2)実践発表U:高島市におけるいじめ問題の対応について
講師饗庭 一弥(高島市教育委員会)
(3)パネルディスカッション
パネリスト梅本 剛雄(滋賀県教育委員会)
饗庭 一弥
大植 常夫(いじめ問題対応専門員)

フォーラムU:「いじめ防止をめぐる法制度化の意義と実践的課題」

いじめ防止対策推進法が公布され,いじめを社会の問題としてとらえ解決を目指す方向性が明確に示された。いじめをめぐる法制度化について,@法案成立以降の国の動向,Aいじめ防止条例を制定した兵庫県小野市の先進的取組の実際,B学校現場・教育行政におけるいじめ防止基本方針の具体化をめぐる課題,という視点から検討を行うことが本フォーラムの目的である。

コーディネーター若井 彌一(仙台大学副学長)
(1)いじめ防止対策推進法をめぐる国の動向
講師池田 宏(文部科学省生徒指導室長)
(2)いじめ防止条例と学校・行政・関係機関の連携に基づくいじめ対策
講師小西 博泰(小野市教育委員会学校教育課兼市民安全部主幹)
(3)いじめ防止対策推進法に伴う「基本方針」について
講師若井 彌一
(4)パネルディスカッション
 パネリスト若井 彌一
池田 宏
小西 博泰

ワークショップ:「生徒の自己指導力を育成する実践事例」

生徒の自己指導能力を育成するために,どのように指導していけばよいのか。大学の教員養成課程の取組及び高等学校の実践事例を紹介し,生徒指導の在り方について,参加者とともに考える機会とする。

(1)実践発表T:「教員が変わり,生徒が変わり,学校が変わる生徒指導・支援」
講師清水 博行(和歌山県立有田中央高校校長)
(2)実践発表U:生徒指導提要を扱った授業等
講師杉中 康平(四天王寺大学教育学部准教授)

研修会 学校心理士Aポイント認定研修:
「体罰を防ぐために −叱る生徒指導の方法と実際−」

講師上地 安昭
(神戸教育カウンセリング研究所長・兵庫教育大学名誉教授)
内容体罰を生むメカニズムと体罰がなくならない構造的な問題とを明らかにしたうえで、「叱る生徒指導」の考え方と実践について紹介し、カウンセリング心理学の視点から体罰によらない生徒指導の提案をする。