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日本生徒指導学会関西地区研究会第5回大会のご案内

初夏の候、皆様方にはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、日本生徒指導学会関西地区研究会第5回大会を、下記の要領にて開催することになりました。つきましては、多くの方々のご参加をお待ちしております。

大会テーマ
関西発!リードする生徒指導

  • 主催

    日本生徒指導学会関西地区研究会
  • 共催

    日本生徒指導学会
  • 後援

    (一部申請中)文部科学省 三重県教育委員会 滋賀県教育委員会 京都府教育委員会  大阪府教育委員会 兵庫県教育委員会 奈良県教育委員会 和歌山県教育委員会 京都市教育委員会 大阪市教育委員会 堺市教育委員会 神戸市教育委員会
  • 期日

    平成24年8月11日(土) 9:30〜16:30
  • 会場

    大阪府私学教育文化会館 (所在地:大阪府大阪市都島区網島町6-20  TEL:06-6352-3751)
  • 日程概要

    • 09:30 - 10:00 … 受付
    • 10:00 - 12:00 … 全体会
    • 12:00 - 12:30 … 総会
    • 12:30 - 13:00 … 昼休
    • 13:00 - 14:00 … 自由発表
    • 14:15 - 16:30 … 分科会
    • 16:45 - 18:30 … 情報交換会
  • 研究会参加費

    会員:無料
    非会員(当日参加):2000円
    情報交換会費:2000円
    ※研究会参加費(非会員のみ)・情報交換会費は、当日会場にてお支払いください。
    なお、大会当日も研究会入会を受けつけております。
  • 参加申込み方法

    大会参加申込締切日 平成24年7月27日(金) 自由発表参加申込締切日 平成24年7月2日(月) 参加申込書を郵送またはFAXにて日本生徒指導学会関西地区研究会事務局に送付、もしくは専用フォームにて申込みください。
    申し込みページへ 申し込みページへ
  • アクセス

    JR東西線大阪城北詰駅下車西へ約200メートル。

    大きな地図で見る
  • 大会事務局・連絡先

    〒673ー1494
    兵庫県加東市下久米942−1
    兵庫教育大学 新井肇研究室
    Tel&Fax:0795ー44ー2135 Mail:
    URL:http://jagc-kansai.net/

日本生徒指導学会関西地区研究会第5回大会スケジュール

シンポジウム10:00〜12:00

テーマ 「これからの生徒指導の方向性を探る」
〜世界の流れの中で日本は、学校は、生徒指導はどうあるべきか〜

講師:学校法人樟蔭学園 常任理事森田 洋司
放送大学 理事・副学長二宮 皓
兵庫教育大学大学院学校教育研究科 教授新井 肇

生徒指導上の課題は複雑化・多様化しており、その対応については学校や教育委員会、関係機関がそれぞれの機能をいかし、役割を明確にしたうえで連携し、児童・生徒や保護者、また教職員への支援に当たることが求められています。
人権教育やキャリア教育、学力向上等様々な観点からの総合的な取組みが求められるこれからの生徒指導の方向性について、3名のシンポジストが専門的知見に基づき、グローバルな視点から、また学校現場の実際に即して、討議を行います。

日本生徒指導学会関西地区研究会総会12:00〜12:30

平成23年度事業及び会計報告、平成24年度事業計画案及び予算案等

自由発表13:00〜14:00

発表希望者を募り生徒指導に関連した研究や実践報告の口頭発表を行います。会員の皆様に開かれたセクションです。奮ってご応募ください。詳細はホームページ掲載の自由発表要項をご確認ください。

分科会(講義/研修会/実践報告)14:00〜16:30

「規範意識を育むことの必要性」
第1分科会「学校・保護者・地域・関係機関の連携による健全育成」

実践報告1「家庭・地域と学校が共同して育てる子どもの自尊感情や帰属感」
発表者神戸市立枝吉小学校生徒指導係
神戸市立出合小学校生徒指導係
実践報告2「子どもたちの課題や問題を学校と保護者・地域が共有する取組」
発表者神戸市立王塚台中学校生徒指導担当

毎年、生活アンケートを実施し、それを広く地域に発信している中学校の取組みや学校や地域で起こる子どもたちの問題行動を未然にどう防ぐかという小中連携の取組み、子どもたちの自尊感情や帰属感を育てるための学校と地域の協働による取組みの実践報告を行う。

「規範意識を育むことの必要性」
第2分科会 「“規範意識”の育成に向けて」

〜“京都市子どもの規範意識を育むプロジェクトチーム”生徒指導実践部会の取組を通して〜
発表者京都市立塔南高等学校 教諭(生徒指導主事)黒澤寛巳
京都市教育委員会指導部生徒指導課担当課長(京都府警より派遣)足立 弘
同上 首席指導主事(初等担当)菊地謙一
同上 首席指導主事(中等担当)池田 忠
同上 指導主事(中等担当)石井大記

子どもを取り巻く環境が急激に変化する中,生徒指導に関わる課題も多様・複雑化し,学校だけでは解決困難な状況も含め大変厳しい状況を踏まえ,子どもの問題行動の防止はもとより,学習規律の維持の徹底による学力向上の観点からも,子どもの“規範意識”を育むための取組強化が喫緊の課題である。

京都市では平成22年度より保護者・市民代表・京都府警・校長会及び教育委員会の代表者で構成するプロジェクトチームを設置し,学校・家庭・地域及び関係機関が一体となって規範意識育成の取組を展開している。

第2分科会では,本プロジェクトチームの中の生徒指導実践部会の取組を報告するとともに,関西の他府県市の規範意識育成の取組等の情報交換・研修の場としたい。

「規範意識を育むことの必要性」
第3分科会 「規範意識の向上を目指した学校の取組」

実践報告@「規範意識を高めるための教職員連携と学級での取組」
発表者天理市立前栽小学校 教諭綿谷圭介

現在の児童を取り巻く生徒指導上の課題として、規範意識の低下がよく挙げられています。本校でも、まわりの人のことを考えられず自己中心的で集団行動ができなかったり、学校生活や社会生活におけるルールを守って前向きに生活するという姿勢が見られなかったりすることがあります。

そこで、児童の規範意識を高めるために、「型から入って高めていくこと」「心の内面から高めていくこと」「自律的・自発的に高めていくこと」という3段階を設け、「学校全体で具体的に」をキーワードにした取組を考えてみました。また、規範に対する教職員の意識も高め、全員で共通した指導ができるようにするための取組も考えてみました。

実践報告A「中学生、高校生を対象としたメール相談窓口『悩みならメール』を開設して見えてきたもの」
発表者奈良県教育委員会事務局生徒支援室生徒指導第一係山内祐司

奈良県教育委員会が「児童生徒の自殺対策事業」の一環として実施している取組で、県内の中学校、高等学校に在籍する生徒を対象に、携帯電話のメール機能を利用して気軽に悩みについて相談できる窓口を開設することで生徒の悩みの解消に向けた支援を行なっていました。今回はメール相談の概要や実態等を具体的に報告します。

第4分科会

「一人一人の子どもと向き合うために・・・」
〜教職員と協働したスクールソーシャルワーカーの活動から感じること〜
発表者大阪市教育委員会事務局指導部生活指導G 主任指導主事
大阪市スクールソーシャルワーカー
田村敬子

子どもたちに関わる課題が多様化・複雑化し、さまざまな行動の背景には、子どもたちの心の問題とともに、家庭、友人関係、地域・学校等の環境の問題が複雑に絡み合っています。大阪市スクールソーシャルワーカーの立場から、全ての子どもたちと向き合うために大切にしなければならない視点や体制づくり、必要な連携などについて、学校への支援の中で感じていることを発表します。

情報交換会(懇親会)17:00〜18:00

ご登壇いただいた講師にもご参加いただく予定です。大会会場でできなかった質問をしたり、新しい情報を収集できる交流の場ですので、ぜひご参加ください。