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日本生徒指導学会関西地区研究会第4回大会報告

  • 2011-09-21 (水)
8月6日(土)、日本生徒指導学会関西地区研究会第4回大会を大阪府私学教育文化会館にて実施しました。猛暑の中、関西各地から多数お集まりいただき、140名の参加がありました。

全体会では、立命館大学産業社会学部、野田正人教授に「これからのつながる生徒指導 ?教育・福祉・司法の視点から子ども支援?」と題して御講演いただきました。「専門的な立場からのアドバイスの中に、現場の者が気づかされて役立つことがいくつかありました。」「特に、虐待や発達障害などの背景を見立てる重要さ、福祉と教育、司法の言葉、意識の相違を教えていただいて勉強になりました。」などのご意見とともに、もっと話が聴きたかったとの要望もいただきました。

また、午後の自由発表や分科会では、「それぞれの学校や支援施設がどのような取組をしているのかが説明を聞いてよく理解できました。」、「数字を示しての取組発表はとても説得力があり、すぐにまねようという実践が多々ありました。」、「校種は違えど取組に共通するものも見え、新しい取組も知ることができました。」などのお声をいただきました。限られた時間の中で、十分に議論が深められず消化不良のところもあったことと思いますが、参加者の方々には今後の生徒指導の実践に役立つ様々なヒントと元気を持ち帰っていただけたかと存じます。

現在、大会の記録をまとめており、このホームページのメンバーエリアにアップしていく予定です。ご覧いただければ幸いです。

最後に、今年度は10月8日・12月10日に元気の出るセミナーの実施も予定していますので、大会同様御参加お待ちしています。