ホーム / 研究会ブログ / 2010年10月の記事

堺市教育委員会より情報提供です。 

  • 2010-10-18 (月)

10月28日(木)、午後2時25分より堺市総合福祉会館ホールにおいて、小・中学校の不登校対応担当者、生徒指導主事、生徒指導主任、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーを対象に、平成22年度第2回「堺市予防と育成の生徒指導支援システム会議」を開催します。本会議は、平成17年度より不登校児童生徒の現状や課題について、学校とスクールカウンセラーが共有するとともに、その予防と早期発見・早期対応について研修を行い、予防と育成に重点を置いた生徒指導体制の構築を目的として始まりました。  

今回の会議では、第1部で、堺市スクールソーシャルワーカーの辻本尚美より「スクールソーシャルワーカーの活用について」と題して、関係機関と連携して、不登校児童の家庭環境にはたらきかけることで、生活が安定し児童の登校につながったという実践報告を行います。第2部では、特別講演として、文部科学省 初等中等教育局 児童生徒課 生徒指導室 生徒指導第二係 客野 英司 係長を講師としてお招きし、本年度配付された「生徒指導提要」について、作成の経緯から、各学校でどのように活用されることが期待されているのか。また、そのポイントはどこなのかという点などについて、ご講演いただく予定となっています。

平成22年度の第1回「元気の出るセミナー」を開催いたしました。

  • 2010-10-05 (火)

 10月2日(土)、日本生徒指導学会関西地区研究会第1回「元気の出るセミナー」を京都市教育相談総合センター子ども相談センターパトナで開催しました。広く関西の各府県から50名の参加がありました。

 

 今回のセミナーでは、京都教育大学教授の本間友巳先生に「学校におけるスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーとの有効な連携について」と題して、それぞれの導入の背景や現状、職務内容や視点、また、学校の教職員を中心とした今後の連携の在り方などについて講演いただきました。

 

 参加者からは、「スクールカウンセラー(SC)とスクールソーシャルワーカー(SSW)を対比しながらわかりやすくその機能と今後についてお示しいただき参考になった。」、「SCとSSWの将来像を紹介していただき、地域に目を向け、その実態に応じた生徒指導の方策を考える必要性を感じた。」等の感想が寄せられました。

 

 限られた時間で、十分協議を深めることができたとは言えませんが、参加者の方々には今後のSC・SSWを活用した生徒指導の取組のヒントと元気を持ち帰っていただけたのではないかと思います。

 

 第2回「元気の出るセミナー」は、12月4日(土)に兵庫県私学会館大ホールで、「生徒指導と道徳」をテーマに関西学院大学教授 横山利弘先生を講師にお迎えして実施する予定です。多くの方の参加をお待ちしております。

 

 なお参加申込等については、「本ホームページトップ」→「活動予定」→「平成22年度日本生徒指導学会関西地区研究会「元気の出るセミナー」のご案内」よりお申込み下さい。